Sollective でニーズにあったフリーランスを見つけるには、プロジェクト投稿は欠かせません。プロジェクトを投稿することにより、企業は志望度の高い熱意を持った人材と出会うことができ、フリーランスから企業につながり申請をしてくれるきっかけにもなりますので、プロジェクト内容をどのように書くかが重要になってきます。
ここではフリーランスの目を引くヘッドライン(プロジェクトのタイトル)とフリーランスにプロジェクトをアピールし応募を集めるためのプロジェクトの書き方をお伝えします。
正社員とフリーランス採用でのプロジェクト投稿の書き方の違い
正社員とフリーランスでは採用のハードルが異なるため、プロジェクトの書き方は共通する点もあれば少し違う点もあります。企業の魅力を伝えるのはどちらの採用でも共通することですが、フリーランスの場合は、いかにプロジェクトの内容をアピールしフリーランスに売り込むことができるかが重要になってきます。そのため、募集の際には企業とのカルチャーやバックグラウンドフィットよりも、プロジェクト内容とフリーランス自身が今提供できるバリューを重視する必要があります。フリーランスはその専門性やスキルなどを求められてプロジェクトに参画するため、プロジェクト内容にはどんなプロジェクトに携わるのか、業務内容、稼働時間、報酬、期間、プロジェクトによって何が一緒に得られるのか、などを具体的に発信する必要があります。
また、優秀なフリーランスや需要の高い職種のフリーランスだと、半年以上先までスケジュールが埋まっていることも珍しくありません。直近で募集をかけてもスケジュールが空いてない、ということも多々あるため、採用には余裕を持ち、早めにプロジェクトを投稿することをおすすめします。または、最初に必要最低限の稼働時間でお願いし、徐々に稼働時間を増やしてもらう方法もあります。
ヘッドライン
Sollective は「フリーランスとカジュアルに出会い、つながりを作っていく」プラットフォームのため、文章はカジュアルなトーンで書くことをおすすめします。そして企業やプロジェクト、募集したい職種や求める人物像のキーワードなどを組み合わせて、キャッチコピーのようなオリジナルのヘッドラインを書きましょう。各項目については、例と共に説明します。
募集したい職種
プロジェクトに必要な職種を書きましょう。マイナーな職種を書いてしまうとプロジェクト投稿を見てくれるユーザーも少なくなるので、分野を特定しすぎずに幅広く書くことをおすすめします。
例)デザイナー、エンジニア、マーケター、など
企業やプロジェクトの内容
企業についてやプロジェクトの内容でアピールしたいことを含めましょう。読み手が「面白そう」「チャレンジできそう」と考えるポイントを入れましょう。
例)創業したての脱炭素を目指す再エネのスタートアップ、ユーザー数が世界Top5に入るSNS〇〇を運営する[会社名]、新サービスの開発、新規事業のマーケティング部門をお任せ、など
探している人物像
プロジェクトに求めている人物像[〇〇ができる方、〇〇が好きな方、〇〇が得意な方、〇〇したい方、〇〇の経験がある方]を入れましょう。
例)物事をクリエイティブに解決するのが得意な方、事業スピードが速い環境で新しいことに挑戦したい方、ゼロイチの経験が豊富な方、など
以上のポイントを組み合わせたヘッドラインの例がこちら:
例)脱炭素を目指す再エネのスタートアップで新サービスの開発を牽引するエンジニアを募集します!事業スピードが速い環境で新しいことに挑戦したい方、大歓迎です!
例)ユーザー数が世界Top5に入るSNS〇〇を運営する[会社名]で、新規事業のマーケティング部門をお任せできるゼロイチの経験が豊富なマーケターを探しています!
プロジェクトの詳細&その他の情報
ヘッドライン同様、文章はカジュアルなトーンで書くことをおすすめします。プロジェクト内容では事業内容、ビジョン、ミッション、一緒に働くプロジェクトチームについてなど、自社の魅力を簡潔に伝えましょう。
さらに、プロジェクトの概要やフリーランスがこのプロジェクトをやることで何が得られるか/実現できるかを明確にすると、フリーランスから興味を持ってもらい、一緒に働くイメージも持ちやすくなります。その他の情報では、勤務形態(出社、リモート、ハイブリット)、コミュニケーションツールなど、プロジェクトを行うにあたって必要な情報を書きましょう。以下はあくまで一例として、自由に表現してください!
プロジェクトの詳細例(デザイナーの場合)
■ プロジェクトの概要
リモートワークでのコミュニケーションをより良いものにするため、コミュニケーションアプリのサービス「Kaiwa」のローンチを予定しています。これによってコラボレーションを活性化させ、リモートで働く人々のつながりをより身近なものにし、全ての会社がテレワークを行える世界をを実現したいと考えています。 他部署やチームとコミュニケーションを取りながら、一緒に作り上げていただきます。詳細は面談時にお話できればと思います!
■ 一緒に働くチームについて
UXディレクター1名、デザイナー2名と密に連携を取り、一緒に業務を遂行していただきます。チームはフラットでオープンな雰囲気です!
■ プロジェクトによって実現できること
今回のプロジェクトでMVP開発を行い、ユーザーが手にとって試すことができるアプリを可能にしたいと思っています。ベンチャーならではのスピード感を味わい、裁量を持って働いていただけます!また、弊社には過去にGoogleやAppleなど世界的な大手企業で活躍したデザイナーが揃っているので、最先端のデザインや技術に触れることができます。プロジェクトに興味のある方、お話を聞いてみたい方、お気軽にご応募ください!
その他の情報例
・フルリモートワークで出社義務がないため、全国どこでも働くことが可能です。
・週1でミーティングがあり、コミュニケーションツールはSlackとGoogle Meetを使います。
・今回のご縁をきっかけに、長期でもお付き合いできればと考えております。
ポジション
ここでは探している職種の全ての業務内容と求めている人物像・必須条件などを具体的に書きましょう。多くの応募を集めるためにも、ハードルが高い必須条件やニッチな条件は、あれば尚可の「歓迎条件」に入れましょう。
また、報酬の範囲や日または週あたりの目安稼働時間など、書ける範囲で詳細を書いていただければ、フリーランスからの興味も集まりやすくなります。ここでは必須条件を縛りすぎずに幅広く書くことがポイントになります。
ポジション例(デザイナーの場合)
■ 業務内容
主に新サービスのアプリに関するUI・UXのディレクションと設計をお任せします。他社プロダクトのリサーチをはじめ、コンセプトやデザイン、レイアウト、画面遷移ガイドラインの作成やユーザーインタビューなども対応していただきます。必要に応じて社内メンバーと密に連携を取りながらプロジェクトを進め、業務を担っていただきます。週30時間以上、週4日〜の稼動を想定しています。
・「Kaiwa」のUI/UXの設計とディレクション
・デザインコンセプトやデザイン、レイアウト、画面遷移ガイドラインの作成
・情報設計、画面遷移設計、機能設計(toC)
・他社プロダクトの調査(課題抽出、対策検討等)
・ユーザーインタビューの実施
■ 求める人物像(必須条件)
・3年以上のUI/UXデザイン経験がある方
・ユーザー目線かつシンプルなデザインが得意な方
・ 協調性のあるチームプレーヤーであり、なおかつ独立して物事を進めることができる方
・チームや他部署のメンバー、ステークホルダー、ユーザーと円滑にコミュニケーションが取れる方
・アクセシビリティ・ユーザビリティ・パフォーマンス・エンジニアを考慮したUXデザインが提案できる方
■ 歓迎条件
・toBの新規アプリの開発のデザイン経験
・グローバルにおけるスマートフォンアプリのUI/UXに知見が強い方
・新規開発に携わった経験
以上の点を意識して、フリーランスに伝わるプロジェクト投稿を書いてみましょう!
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