Sollective は優秀なフリーランスとカジュアルにつながれるプラットフォームです。私たちは企業の皆さまに、プロフィールを見て少しでも気になる・いいなと思うフリーランスがいたら、つながりリクエストを送り、まずは会ってお話してみることをおすすめしています。
ただ、実際には「フリーランスへのお仕事の依頼や外部への業務委託が初めてで、面談で何を聞けばいいのかわからない」といった声も聞きます。正社員採用と比べると、フリーランスとの面談やかかるプロセスなどは比較的シンプルになります。また、企業とのカルチャーフィットなどよりは、フリーランスが「今提供できるバリュー」を重視して面談をする必要があります。本記事ではフリーランスにお仕事をお願いする時に何を聞くべきなのか、いくつか確認事項を紹介します。
1. フリーランスとして働くことになった経緯やこれまでのキャリアについて
どのような経緯でこの分野でフリーランスとして働いているのか、これまでの経歴・キャリアを確認しましょう。
2. あなたならプロジェクトをどう進めるか?
まずは採用担当者がプロジェクトの概要とフリーランスに任せたい役割について説明します。その後に「あなたならプロジェクトをどう進めますか?」という質問をすることで、フリーランスのプロジェクトに対する考え方を知ることができます。さらに、プロジェクトに必要なスキルや人材の再定義、プロジェクトに足りない部分や新たに追加すべき点などの発見、プロジェクトメンバーの選定からチーム構成のアップデートをすることができます。
3. チームで働く際に気を付けているポイント
もしプロジェクトが完全に一人で実行できるものであったとしても、もちろん発注者(企業)とフリーランスの間では進捗確認や情報交換を適宜行い、プロジェクトを進めることは欠かせません。なので、「例えば100%の成果物を一カ月以内に出さなければいけない場合、マイルストーンはどのように設定し、どれぐらいの頻度で連絡を取り合いますか?」など具体的に話を聞いてみても良いですし、「コミュニケーションを円滑にするために、やり取りの工夫などはこれまでされていますか?」といった風にダイレクトに聞いてみるのも一手です。
4. 過去の実績やワークのサンプルを見せてもらう
エンジニアやクリエイティブ系などのフリーランスの場合、ポートフォリオ・作品集や過去の実績を見せてもらい、どのようにそのプロジェクトに取り組んだのか、制作プロセスなどについて聞いてみましょう。ビジネス系のフリーランスの場合でもレジュメや実績をまとめたものを見せてもらうようにしましょう。ここでフリーランスのスキル、得意分野、専門性などを知ることができます。
5. アウトプットを出す最適な環境
フリーランスによってアウトプットを出す最適な環境・方法が異なります。仕事の進め方一つにしても「裁量権が欲しい、もしくは細かなフィードバックが必要」「確認事項は複数名で検討、または一人で検討」、連絡方法に関しては「早朝中心もしくは夜間中心」「口頭での相談よりは書面での相談」など、人それぞれ向き不向きがあります。どうすれば最も成果が出しやすいのか、フリーランスに確認しておきましょう。
フリーランスと一緒に円滑にプロジェクトを進めていくためにも、面談ではこれらの確認事項に限らず、気になることをクリアにしていきましょう。また、フリーランス側にとっても、「どのようなアウトプットを求められているのか」などプロジェクトへの理解を深めてもらうためにも、詳細は可能な限り話し、しっかりコミュニケーションを取るようにしましょう。
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